エイジ君こと、齊藤栄次大工がついに家を建てることになりました。
これまで学んできた大工技術を発揮してもらおうと思います。
本日は地鎮祭。
家族そろって仲良く地鎮祭。
敷地の四方を清めて、これからの工事の安全を祈願してもらいました。
少し高台になっているエイジ大工の土地。
この家から見える景色はどんな風に見えるのか楽しみです。
ショールームに奥様と一緒に行きました。
エイジ君はこのあたりは奥様に完全に任しているようです。
Panasonic、LIXIL、タカラスタンダードのショールームに行きました。
各メーカーさんはそれぞれ強味があるので、悩みますね。
お風呂にベンチがついているタイプもあります。
これは介護用だったりするのですが、小さいお子様でしたらここに座ってもらって洗ってあげることもできますね。
これから基礎工事が始まります。
当たり前ですが、工事着工前はこのように何もない更地です。
重機が入って、基礎工事スタートしました。
まずは掘り方をしていきます。
どうしても土が出てしまうので、残土処分という形でダンプカーに積んで排出します。
家の裏側の山に登って、基礎の全体写真をパシャリ。
基礎工事初日でここまで進みました。
少しづつ景色が変わっていきます。
後日鉄筋を組んで、鉄筋検査を受けます。
その後にコンクリートを流し込んで基礎は完成します。
10月30日 エイジ邸の上棟です。
天気もよくて絶好の上棟日和です!
レッカー車と連携して、グングン家ができて行きます。
エイジ棟梁も必死に頑張っています。
上棟も大詰め。屋根部分の工事です。
景色がすごくいいです。…が少し怖いです。
でも、すごく景色がいいです。
これはバルコニーからの景色。京都市内の遠い所まで見えます。
屋根とは違い、バルコニーは安全なのでステキな景色をゆっくり眺めれます。
これが常に見れるって、それってメッチャ幸せじゃない??
無事上棟し、上棟式をしました。
建物の四方を清め、エイジ棟梁が施主様代表として挨拶してくれました。
みんな集まって記念撮影。
エイジ君おめでとう!自分の家が自分で作ることができるって最高ですね。
こればっかりは大工さんじゃないとできないのでうらやましいぃ。
無事上棟ができ、これから木工事が進みます。
工事の基本は大工さんになります。
大工さんが造ったものに仕上げをするというのが多いです。
バルコニーも大工さんが造ったバルコニー下地に防水屋さんが防水を仕上げるという流れになります。
色々と次の工事に追われながら大工さんは頑張ります。
階段はオープン階段!
側板が無いので、壁に埋め込んで結構手間がかかります。
最終的な完成が楽しみです。
クロス工事がスタートしました。
クロス屋さんが工事にはいると一気に仕上がっていきます。
まずはボードが貼ってある状態から段差をなくすパテ工事。
内装工事はパテ処理にかなりの時間と労力を使います。
クロスが貼れると傷つけるわけにはいかないので、いつも以上に気が引き締まります。
造作洗面スペースも出来てきました。
この後、洗面ボウルをつけて、配管接続、通水して、鏡をつけて、照明をつけて、美装して…。
完成まではまだまだ工程があります。
足場バラシて、建物の全体が見えました。
上棟が終わってすぐの景色と、外壁が貼れて足場が取れた景色です。
最初の骨組みの時にはこんな感じの外観になるなんて誰も想像できませんね。
景観の規制がある京都市内ではなかなかできないスクエアな外観。
アクセントカラーのブラックにスッキリとしたシャープな外観になっています。
この後は外構工事が始まっていきます。
家はほぼ完成しました。
でも電気はまだつきません。
それもそのはず、まだ電気の引き込みができていないから当然です。
本日は電気引き込み工事。
建物側には長いスライダーを立て、電柱側には専用の車の作業スペースに乗って、電気が引き込まれます。
電気が引き込まれる電柱から建物まではながい専用通路があります。
その空中を電線はわたってきます。
これでコンセントを差せば電気がつきます。
建物に命が吹き込まれたような感覚になって、毎回神秘的な気持ちになる瞬間です。
電気が引き込まれ、設備や照明器具がついて、大工さんが建具をつる。
そして美装をして、いよいよ完成です。
白に塗装されたスタイリッシュな階段。
手摺本体も真っ白に。
実は真っ白な手摺は商品としてなかなかなく(白木目のものはあるんですが。)時間をかけて発見しました。
手摺金具はPanasonicの真っ白を合わせてよりスタイリッシュ感を出しています。
玄関ホールには手洗いがあります。
段々にするような形になっていてオシャレな手洗いスペースになりました。
2階のメインの洗面はお施主様からイメージをもらっています。
空中に浮いたような形にしたかったので、配管等をめだたないように考え、イメージに少しでも近くなるように造ってもらいました。
2階にLDKがあります。
バルコニー越しに見えるのは京都市内。
少し高い位置にあるおかげで京都市内が一望できます。
個人的には夜に見える電車の窓からの光。
光のラインが流れていく様子がなんだか幻想的で落ち着きます。
外構工事で地面はコンクリートを打ちます。
地面にはバリードライトと言って、埋込式のダウンライトを計7か所作っています。
土間工事の前に埋め込んで、配線をして、動かないようにモルタルで固定します。
コンクリートの仕上がり高さに合わせるのに苦労しました。
土間コンクリート部分の面積がめっちゃ広いので、キレイな外構にする為に土間打ちを平場とスロープに分けて別日で工事をしました。
ここ最近は天気も良く、寒いですが、2日とも雨の心配もなくできました。
平場もですが、スロープ部分の工事の時もポンプ車を呼んでいます。
生コン車が現場に来ました。
ポンプ車にコンクートを流し込んで、遠くまでポンプを運んでくれます。
こんな遠くまでポンプを送ってくれます。
コンクリートは時間の経過と共に固まってしまうので、時間との勝負です。
状況にもよりますが、今回はポンプ車に来てもらった方がいいと判断しました。
おかげでスムーズに工事は進んでいきます。
スムーズに行っているという事は仕上がりもキレイにできているという事です。
齊藤大工の家が完成し、ついにお引き渡しとなりました。
今までの大工技術を存分に発揮し、色んな大工工事に挑戦してくれました。
建物が完成し、お引き渡しまでの間に完成見学会をしました。
間接照明をふんだんに使っているので、部屋がスッキリしています。
LDKに間接照明を使う事も多いですが、今回は主寝室の天井にも間接照明が入っています。
南の窓からの光が差し込むLDKはモデルルームのように絵になります。
齊藤大工おめでとう!
これからももっとたくさんの現場で大工さんをして、さらに腕を上げてください。